制作・出演 : ドワイト・ヨーカム
グレイテスト・ヒッツ・フロム・ザ・90’グレイテスト・ヒッツ・フロム・ザ・90’
カントリー・シンガー、ドワイヨ・ヨーカムのヒット曲集。彼の名曲の数々が聴けるのはさることながら、新曲が3曲、ボーナス・トラックが2曲も収録されている。“GAP”のCMソングの(14)は、ダンサブルなロカビリー・ナンバーで、思わず楽しくなる。
ドワイト・ライヴドワイト・ライヴ
カヴァー集だった前作ではストーンズの曲を披露。カントリーがロックンロールへと変貌する瞬間のスリルを証明していた男である。ライヴが悪かろうはずがない。うま過ぎないところも、この世界の歌手にありがちなマンネリズム打破に一役買っているのでは。
アンダー・ザ・カヴァーズアンダー・ザ・カヴァーズ
面白い。やっぱり音楽センスがいいんだね。カヴァーもここまでやってくれると楽しい。オリジナルのテイストを比較的残したヴァン・モリソンの(8)もいいけれど、あっと驚くようなカントリー・ソングに仕立てたクラッシュの(2)やストーンズの(9)など素晴らしい。
ジス・タイムジス・タイム
アメリカの音楽ルーツに深く根ざしたサウンドを聴かせてくれるドワイト3年ぶりのニュー・アルバム。音楽はジャンルや古い新しいに関係なく心を動かせてくれる音楽じゃなきゃイヤだと私は思う。そんな原点にも頷けるような気持ちよく聴けるアルバム。
クロワ・ダムール〜愛の十字架クロワ・ダムール〜愛の十字架
奔放なカントリー・ロックで人気の高い人の、来日を記念してのベスト盤だが、全12曲中5つの新曲と言ったように、入門編を越えた価値を備えている。中でも、ビートルズ・ナンバーのカヴァー(1)に至っては、そのリズムの豪快な切れ味といい惚れ惚れする。
ジス・イズ・ドワイト・ヨーカムジス・イズ・ドワイト・ヨーカム
西海岸のカントリー音楽、ことにホンキー・トンクの隣にはいつもロックがいたことを実感させるのがこのドワイ・ヨーカムのベストだ。80年代中半に登場したヨーカムは、正にホンキー・トンク・ロッカーと言える伝統的なダンス・ビートを押し出していく。
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