制作・出演 : ハイラム・ブロック
ザ・ベスト・オブ・ハイラム・ブロックザ・ベスト・オブ・ハイラム・ブロック
コンテンポラリー・ジャズ・ギターの重鎮、番頭的存在であり、デヴィッド・サンボーンの片腕としても活躍したハイラムの初ベスト。頭角を現す発火点となった24丁目バンドのほか8枚から選りすぐった。どれも良いが、彼らしい豪快、奔放さが「カフェ・ルナ」に最も良く出ている。
トゥー・ファンキー・トゥ・イグノアトゥー・ファンキー・トゥ・イグノア
NYのギタリスト/シンガー・ソングライターの2年半ぶりのアルバム。気心知れた手練仲間らとの共演による、ロック、バラード、ジャズ、ラテンなどテイストはさまざまだが、グルーヴィな、彼らしい全曲オリジナル歌もの。半数が共作で歌の表情の豊かさが今回は注目。
サム・スカンク・ファンク〜ソウルバップ・バンド・ライヴサム・スカンク・ファンク〜ソウルバップ・バンド・ライヴ
2004年7〜9月のライヴ・ツアーの音源から集めた。曲提供は二人のほかにハイラムも3曲、ブレッカー兄弟の(5)はファンへのサービスか? ランディ、ビルがバップを、ハイラムがソウルを受け持つバランス絶妙のユニットの、才気あふれる溌剌としたプレイを堪能されたし。
クローサー・トゥ・ザ・ソースクローサー・トゥ・ザ・ソース
ビ・バップの巨人、ディジー・ガレスピーとマーカス・ミラーの共演が聴ける異色アルバムの再発盤。ブランフォード・マルサリスも1曲参加。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
55 BAR セッションズ55 BAR セッションズ
ニューヨークのジャズ・バーにおけるライヴ録音。4人のギタリストがそれぞれ2曲ずつ、共通のベーシストとドラマーを伴って演奏している競演盤。曲はスタンダード中心だが、その解釈はロック世代ならではのもの。互いを意識した自己主張合戦が面白い。