制作・出演 : バスター・ウィリアムス
ニュー・ジャズテットニュー・ジャズテット
伝説のバンド、ゴルソンのジャズテットが復活。冒頭「グローヴズ・グルーヴ」からゴルソン・サウンド&ハーモニー、快調などこか哀愁を感じさせるナンバーが続く。ヘンダーソン(tp)、ルドン(p)の演奏と「ウィスパー・ノット」のジャロウ(vo)が印象的。今後も80歳のゴルソンに期待したい。★
ジ・アッパー・マンハッタン・ジャズ・ソサエティジ・アッパー・マンハッタン・ジャズ・ソサエティ
81年NY、ラウズ57歳の時の録音のリマスタリング。純ジャズ低迷の時代背景に臆し、惑わされることなく、よくスウィングするビートに乗って自己の軽快なスタイルでブロウし歌い上げる。ユニークな旋律の「リル・シェリー」、セカンドライン風リズムの逸品「ミスター・マギー」など楽曲も良い。★
アウェアネスアウェアネス
制作・出演
エムトゥーメ / スタンリー・カウエル / セシル・ブリッジウォーター / バスター・ウィリアムス / バディ・テリー / ミッキー・ローカー / ローランド・プリンス / ヴィクター・ガスキン発売元
ピーヴァインレコードプレイズ・スタンダーズプレイズ・スタンダーズ
2008年には70歳を迎えるベテラン・ピアニストのキューンが、日本のファンの間で人気の高い有名スタンダードを取り上げたトリオによる企画盤。長年の共演歴を誇る二人を迎え、速いテンポの曲は力強く、バラードは情感を大切にしたロマンあふれる解釈を聴かせる。
ピースピース
バスター・ウィリアムス(b)とジョー・チェンバース(ds)というNY勢が参加した82年のアルバム。チェットの哀愁に帯びたトーンと、鬼才デヴィッド・フリードマンの叙情的なマリンバなどが味わいどころだ。