制作・出演 : バド・パウエル
ポートレイト・オブ・セロニアス+1ポートレイト・オブ・セロニアス+1
師弟関係にあったモンクの自作曲を中心に取り上げた、晩年のスタジオ・ライブ盤。61年のパリ録音ということもあって、ミシュロ、クラークという手堅いリズム陣が牽引している印象すら伺えるが、ここでのバドはあくまでも淡々と演奏しているのが特徴だ。
At Home in ParisAt Home in Paris
映画『ラウンド・ミッドナイト』はパウエルと写真家フランシス・ポードラをモデルにした作品だが、この演奏はポードラ宅でプライヴェート録音されたもの。アル中でよれよれだったことがわかって胸が痛い。ポードラ録音はほかにも多くあるがマニア向きだ。