制作・出演 : バリー・ワーズワース
フィギュア・スケート関連のクラシック楽曲だけで、101曲を揃えるという前代未聞のコンピレーション・アルバム。2008/2009年シーズンに各選手が使用した楽曲が満載されており、クラシック入門盤としても使えそうだ。
歌・アレンジ・伴奏、きわめて本気度の高いアルバム。ゲスト歌手も選曲も、もったいないまでの充実ぶりに、聴き手は破顔。適度に地域色が薄められて普遍的な歌唱は、その土地に縁もゆかりもない聴き手の心にも等しく語りかける。音楽の力、生きてて良かった!
モーツァルトの音楽は音楽療法に効果があるという研究結果がある。本作は、あらゆるストレスを受けている現代人に最適の一枚で、気持ちを和やかにしてくれる内容に仕上がっている。
“交響曲の父”と言われるハイドンの最も有名な作品2曲をカップリング。居眠りする聴衆の目を覚ますために突然のフォルティッシモで驚かす「驚愕」と、時計の振り子のリズムを思わせる「時計」が楽しめる。
弦楽器とオーボエ、ホルンだけという簡素な編成ながら、精緻で流麗、それでいてコントラストの強い緊張感をたたえた第29番。多様な表情を持ち、清澄な悲しみを秘めた第39番とのカップリングで楽しめる。
ハフナー家のためのセレナードとして書かれた、祝祭的な雰囲気を持つ「ハフナー」と、交響曲の最後を飾る、標題にふさわしい明るくて壮麗な第41番の組み合わせ。後者は壮大な展開を見せる第4楽章に注目だ。
歌劇の序曲といわゆる実用音楽、貴族や富豪のパーティを盛りたてるためのセレナードとディヴェルティメントの有名曲を収録。いずれも湧き立つような曲調で、流麗優美な傑作ぞろいだ。
ベートーヴェン中期の傑作で、ピアノ協奏曲中でも1、2を争う人気曲。スケールが大きく、豪華で堂々とした曲調は、まさに「皇帝」という呼び名にふさわしい。ピアノとオーケストラとの緊密な関係が素晴らしい。
モーツァルトの人間面を赤裸々に描き、天才の新たな魅力を掘り起こした映画『アマデウス』。ここでは、その映画に使われた楽曲を厳選して収録。演奏も十分満足のいく水準で、10曲も収録している。
音楽療法にも積極的に使われているモーツァルトの音楽は、一般にも、さまざまなシチュエーションで楽しめる。ここでは、ほっと一息つきたいときに相応しい楽曲を10曲、演奏も吟味して選ばれている。
モーツァルトを聴きたいけれど、何から聴いていいか迷っているあなたに贈る、『はじめてのモーツァルト』。時代を超えて、世代を超えて親しまれているモーツァルトの世界への、第一歩として最適なアルバム。
トリノ・オリンピックで、荒川静香が金メダルを獲得し、フィギュア・スケートで使われるクラシックが注目された。ここでは、荒川選手の使用曲をはじめ、注目選手の使用楽曲をズラッと取り揃えている。