制作・出演 : ピエール・フルニエ
カラヤンによる後期の有名な交響曲は、スケールが大きくスタイリッシュなもの。フルニエによる気品に満ちたチェロ協奏曲も聴きもの。ハーセスの見事なテクニックが堪能できるトランペット協奏曲も素晴らしい。
伸びやかでノスタルジックな旋律美とソロの華麗なパッセージが魅力的な、ドヴォルザークのチェロ協奏曲。この作品に内在する郷愁や憧憬を雄大なスケールで、しかも詩情豊かに表現した、フランスの名チェロ奏者フルニエの演奏で収めた一枚です。この曲の決定盤として広く親しまれているアルバムで、バックを務めるセルとベルリン・フィルハーモニーの万全のサポートぶりも見事の一語に尽きます。ハイドンのチェロ協奏曲第2番を併録。
「チェロのプリンス」と呼ばれ、わが国でも多くのファンに親しまれ根強い人気を持ち続けていたフランスの名チェロ奏者フルニエの小品集です。バッハ&グノーの《アヴェ・マリア》やサン=サーンスの《白鳥》、ショパンの夜想曲第2番などの名作14曲を収録。限りない美音と常に音楽的な高貴さに溢れた、品位の高い演奏で聴く人を魅了し続けたフルニエのエンセンスが凝縮されたアルバムです。チェロが奏でる気品のある音楽をお楽しみください。
「チェロの旧約聖書」といわれるバッハの6曲の《無伴奏チェロ組曲》のなかから、特に人気の高い3曲を収めた一枚です。音色や表現に他の奏者では味わえない品格があり、高貴な音楽性でファンから愛され続けたフランスの名チェロ奏者フルニエの演奏で収録しています。「チェロのプリンス」という称号はフルニエの演奏の特徴を端的に表していましたが、屈指の名盤として知られる彼のバッハは、現在でも多くの人々によって聴き継がれています。
ルービンシュタイン、シェリング、フルニエという一時代を画した巨匠3人が円熟期に録音した歴史的名盤。ドイツ・ロマン派の傑作を、ほかでは味わうことのできない唯一無比の演奏で堪能できる贅沢な3枚組だ。