音楽むすび | 制作・出演 : ピーター・ハミル

沢井一恵が、高橋鮎生のプロデュースで、ヴォーカルに太田裕美やピーター・ハミルを迎え、八橋検校から高橋鮎生まで、ジャンルを超えて箏の可能性に果敢に挑んだ意欲作。今回待望の復刻となった名盤である。

2005年のVDGG再結成コンサートが話題となったハミルのアルバム。これまで音楽で自身の内面を表現してきた彼が、大病からの生還後、全楽器を一人で演奏して作り上げた本作は、従来よりメリハリの利いたアレンジにいつになくスピリチュアルな高揚感が感じられる。