音楽むすび | 制作・出演 : フランス・ヴァン・デル・ホーヴァン

各種の題材を見事に“ジャズ”に消化して、一般音楽ファンまで多くの支持を集める彼らの初のベスト・アルバム。その曲が挿入されていた映画の場面が浮かんでくる、ロマンティックな表現は、ヨーロッパ映画愛好家にはこの上ないジャズの誘惑。

オランダ出身のジャズ・ギター界の新星による1年ぶりのニュー・アルバム。メジャー第1弾となる本作で、彼はギタリストの実力が評価されるギター・トリオでスタンダード・ナンバーを聴かせる。

ピアノ・トリオとしては日本で群を抜いて人気のある彼らがポップス、スタンダードに挑戦したアルバム。ストーンズの「悲しみのアンンジー」などの作品にジェシ・ヴァン・ルーラーがゲストで参加。

いつもバラエティに富んだレパートリーを披露してくれるオランダのジャズ・トリオの新作。カレル、フランス、ロイの3人組が、今回は洗練されたクラシック・ジャズを聴かせてくれる。

繊細なサウンドとリリカルなプレイで、女性などに人気の高いEJTの新作。今回はクラシックの曲をジャズにアレンジし、スウィンギーなプレイで聴かせている。さすがにヨーロッパ出身者らしく、クラシックがしっかりと身に付いている感じが、アルバムの安定感となっている。

このトリオに対するファンの要望は常に“美しく酔わせてね”だろう。この新作でもそれに十分応えた構成。『ボディ・ガード』『タイタニック』などの音楽もあり映画好きも満足させてくれる。(7)や(11)はマリアーノが加わったことで熱のこもった聴き応え。