制作・出演 : チャーリー・マリアーノ
JAZZ THE BEST 15::スウィンギング・サウンズJAZZ THE BEST 15::スウィンギング・サウンズ
ウエストコースト・ジャズにおける名ドラマー、シェリー・マンのスウィンギーなプレイが光る名演を収録。痛快なトリオ・サウンドは、聴くものの耳を釘付けにする。
ジャズ・ポートレイトジャズ・ポートレイト
オリジナル盤は希少価値の高いレジーナ・レーベルからの一枚。チャーリー・マリアーノがビッグバンドやストリングスをバックに朗々とした響きを聴かせてくれる。編曲はドン・セベスキーだし、ジム・ホールやジャッキー・バイアードほかの参加も興味深い。
シルバー・ブルーシルバー・ブルー
“円熟の味”という言葉がこれほど似合う作品も珍しい。1950年代からトップ・プレイヤーのひとりだったマリアーノが、ここではじっくりと音楽に向かうことで思いのたけを表現してみせる。美しいトーンとイマジネイティヴな歌心。心に残る作品だ。
Sadao & Charlie AgainSadao & Charlie Again
40年ぶりの再会が実現した。かつてのぎらつくような鋭さが不思議なほど薄れ、丁々発止としたプレイの中で心地のよいソロがリレーされていく。円熟味という言葉で片づけるには惜しいほど、ふたりが楽しんで演奏している姿に好ましさを感じる。
スパニッシュ・インプレッションスパニッシュ・インプレッション
スペインの名曲の数々を、チャーリー・マリアーノの愁いを含んだ情熱的なサックスで歌い上げる珠玉の名品集。『スウィングジャーナル』誌のゴールド・ディスク獲得作。
ポートレイト・オブ・フランスポートレイト・オブ・フランス
マリアーノはイタリア系アメリカ人。アメリカのジャズマンはパリに憧れ、フランス人はイタリーに惚れる。憧憬の三重構造が透けた「太陽がいっぱい」が白眉の出来。ドロンの眩しいニヒル顔が目に浮かぶ。ほかも眩しく厳かに吹いてくれたらなおよかった。