制作・出演 : フリッツ・クライスラー
感傷的なワルツ感傷的なワルツ
4年ぶりのアルバムは、このような有名小品集。曲の全体の雰囲気はもちろん、つなぎの部分でさえも、彼女独特の艶やかさ、彫りの深さ、リズムの強靱さがはっきりと見えてくる。前橋のように、自分の言葉で語れるヴァイオリニストがなんと少ないことか。★
ソット・ヴォーチェ 〜 矢部達哉デビューソット・ヴォーチェ 〜 矢部達哉デビュー
都響のソロ・コンマス、サイトウ・キネンにも参加しているという、若手の(68年生まれだ)逸材。音色が美しいとか、端正だとか美点はあるけれど、なにより音楽の姿形をしっかりと把握しているところが頼もしい。でも少し真面目かな。(7)(11)がとてもいい。