制作・出演 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
管弦楽作品4曲と室内楽1曲を収録。カラヤンの「新世界」は、第1回目のステレオ録音のもの。名作「ドゥムキー」はボザール・トリオの名演、クーベリックの共感に満ちた演奏など盛りだくさん。
カラヤン唯一の録音となる「イタリア」と、若きムターを擁した協奏曲をはじめとして、ピアノ曲や室内楽などヴァラエティに富んだ選曲。いずれも定評のある録音を集めており、満足度の高いアルバムとなっている。
制作・出演
カール・ベーム / グンドゥラ・ヤノヴィッツ / ノーベルト・ハウプトマン / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ヘルマン・ヘッセ / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / リヒャルト・シュトラウスカラヤン、ベームというR.シュトラウスを大の得意としていた二人の音源だけを使用した、マニアも納得させる作品集。ヤノヴィッツによる「4つの最後の歌」も、魂の浄化がもたらされる名演として有名。
最高の音で楽しむために!
ノルウェーの作曲家グリーグの作品集。代表作の「ペール・ギュント」はカラヤンによるデジタル録音の方。「抒情小曲集」は、ギレリスによる名盤からの抜粋など選曲、演奏者ともども文句なし。
カラヤンによる後期の有名な交響曲は、スケールが大きくスタイリッシュなもの。フルニエによる気品に満ちたチェロ協奏曲も聴きもの。ハーセスの見事なテクニックが堪能できるトランペット協奏曲も素晴らしい。
リムスキー=コルサコフの、カラフルな管弦楽がフルに楽しめる選曲となっている。カラヤン唯一の録音である「シェエラザード」もいまだに引き込まれる完璧な演奏だし、マルケヴィチの演奏も一聴に値する。
カラヤン、ベルリン・フィルの序曲に陶然とし、ベルガンサ、プライ、全盛時のサザーランド、リッチャレッリらにまた感動する。ロッシーニの聴きどころが十二分に楽しめるアルバム。
「ニーベルングの指環」4部作のハイライト集。音源は60年代に録音され、大きな話題になったカラヤンのもの。歌手陣は当時の一流のワーグナー歌手を揃え、精密で流麗な演奏を繰り広げている。
制作・出演
アンタル・ドラティ / イルムガルト・ゼーフリート / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / レスピーギ / ロベルト・アスコルティ / ロリン・マゼール20世紀前半のイタリアを代表するレスピーギの作品集。代表作の「ローマ三部作」はもちろん、「ブラジルの印象」「鳥」「日没」といった作品も含まれているのがうれしい。華麗な管弦楽の響きが気持ちよい。