制作・出演 : ポーランド室内管弦楽団
ベートーヴェン&モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲ベートーヴェン&モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェンは快速な第1楽章と、纏綿と歌い込まれる第2楽章の対比が鮮やか。時に疑問を感じるようなアクセントなどもあるが、感性に任せたようで相当に練られた演奏だ。モーツァルトでもカデンツァで別の楽器に持ち替えたりとケネディらしいアイディアが詰まっている。
ショパン:ノクターン第2番〜ポーランドの魂〜ショパン:ノクターン第2番〜ポーランドの魂〜
ポーランド室内管弦楽団の芸術監督を務める彼だから、いきなり“ポーランドの魂”でも不思議はないか。でもショパンの編曲ものではなく、他の2曲の協奏曲がメイン。後期ロマン派の香り豊かなヴィルトゥオーゾ的大曲で、もちろんケネディの自由闊達な音楽が堪能できる。
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