制作・出演 : ポール・クライビック
52丁目再訪52丁目再訪
マンハッタンの52丁目がジャズで華やかな頃、盛んに演奏されていた楽曲を取り上げた96年の録音。当時をイメージするとかなりハードな演奏かと思うが、実は全体的にはおしゃれな雰囲気。軽くて親しみやすい作品だ。ラストのタイトル曲のみ彼のオリジナル、アルバムの気分はこれが代表している。
アズ・タイム・ゴーズ・バイアズ・タイム・ゴーズ・バイ
91年録音。スタンダードとオリジナルを半々に弾いている趣味のいいアルバム。ウエストコースト・ジャズを代表する名手クロードは録音当時60代半ばだったが、その洗練されたプレイはまさに円熟の境地。ラテン風味のオリジナルも素晴らしい。粋で味わい深いピアノ。
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