制作・出演 : マット・ビアンコ
ワールド・ゴー・ラウンド〜スパニッシュ・ワールド・ゴー・ラウンド〜スパニッシュ・
マット・ビアンコのスパニッシュ趣味が全開したアルバム『ワールド・ゴー・ラウンド』だが、とどめとばかりにリリースされたのがこのスパニッシュ・ヴァージョン。スペイン語は5曲のみだが、いずれもなんの違和感もないラテン・ポップに仕上がっている。
ワールド・ゴー・ラウンドワールド・ゴー・ラウンド
マーク・ライリー率いるマット・ビアンコ、通算7枚目のオリジナル・アルバム。オシビサの大ヒットのカヴァー(1)で幕を開ける今作は、スパニッシュ風味のサウンドが強く打ち出されているのが特徴。ちょっとおしゃれな、大人のミュージック。洗練の極みだ。
グラン・ヴィア+5グラン・ヴィア+5
日本でも人気の高い聴きやすいロンドンを本拠とするポップ・アーティスト、マットの95年作。本作ではライヴ・バンドのメンバーなどを使ったり、ロスで録音したりと、新しい試みが見られるが、基本は前作同様キャッチーな作品をつくることでかわりない。
アナザー・タイム・アナザー・プレイスアナザー・タイム・アナザー・プレイス
軽いポップを作るのがうまいマット・ビアンコの5作目。話題は、ウォーのヒットをカヴァーした(2)。すでにオンエアを獲得している(1)など。いかにも日本人受けするメロディとサウンドが、心地よい。FM向けでもあり、車のBGMあたりにもちょうどよい。
サイバ・イン・ユア・カーササイバ・イン・ユア・カーサ
新作としては約3年ぶりになる通算5枚目。ノッケから今風の打ち込みダンス・チューンが飛び出してきて驚いたが、まあすっかり並のバンドになってしまったなあというのが正直な感想。(4)(5)(8)等、こうなったらもうAORファンにも自信を持ってお薦めできる。