制作・出演 : マーラー
制作・出演
エリアフ・インバル / クリストフ・ドゥノワ / ドリス・ゾッフェル / フランクフルト放送交響楽団 / フランクフルト聖歌隊女声合唱団 / マーラー / リンブルク大聖堂少年合唱隊 / ヴォルフガング・シェーファー発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
若々しい青春の息吹と濃厚なロマンティシズムが横溢するマーラーの交響曲第1番は、憧憬や挫折など多感な感情が表現された、作曲家の出発点となった記念すべき作品です。誠実味溢れる音楽性で世界中の音楽ファンを魅了し続けたクーベリックがライフワークとしたマーラー演奏は、現在聴いてもまったく色褪せません。フィッシャー=ディースカウが失恋した若者の悲しみと絶望を歌い上げた《さすらう若人の歌》をカップリングしています。
この第4番はマーラーにしては比較的小編成のオーケストラを用いた、珍しく明るい雰囲気を湛えた親しみやすい交響曲で、人間の平穏な心情やメルヒェンティックな世界を清らかで牧歌的に描いています。カラヤンは自ら磨き上げたベルリン・フィルハーモニーの緻密なアンサンブルを駆使して、作品に内在するロマン的情感をあますところなく再現しており、終楽章ではマティスが天国での生活の楽しさを清澄な声で歌い上げています。
作品に内在するロマン的情感と内面から湧き上がる人間の痛切な叫びが、現代人の心に強く訴えかけるマーラーの交響曲第5番。クーベリックが手兵であったバイエルン放送交響楽団とともに完成した交響曲全集からの一枚で、指揮者とオーケストラの一体感が見事に発揮された、熱い情感を漲らせた壮麗でスケール豊かな演奏を繰り広げています。特に映画『ベニスに死す』で用いられたアダージェットの入魂の演奏は胸に迫ります。
中国の詩をテキストにした管弦楽伴奏の6曲の歌曲からなる交響曲《大地の歌》。死を予感し始めたマーラーの晩年の心境を示す東洋的な美と厭世観が漂う作品で、作曲家が最後に到達した簡潔で透明な筆致の冴えは「素晴らしい」の一言に尽きます。作曲家の豊饒さや完全なる調和の世界をカラヤンとベルリン・フィルハーモニーが圧倒的な説得力をもって描き出しており、ルートヴィヒとコロの名唱も特筆に値するものといえるでしょう。
制作・出演
イ・ミョンジュ / グランデ・オペラ合唱団 / ソウル・フィルハーモニー管弦楽団 / ソウル・メトロポリタン合唱団 / ソウル・モテット合唱団 / チョン・ミョンフン / ペトラ・ラング / マーラー / 韓国国立合唱団最高の音で楽しむために!