制作・出演 : ライネッケ
ライネッケ:管楽三重奏曲集ライネッケ:管楽三重奏曲集
フランスの俊秀たちが今回取り上げたはドイツ近代ライネッケ。メンデルスゾーンとブラームスの間の世代。ロマンの色はほどほどに、洗練されたワザで聴かせるその特質が国ぶりを超えて才人たちの遊び心とシンクロ。個々の腕と相即のアンサンブルがさらり卓抜。
ブルッフ:8つの小品 ライネッケ三重奏ブルッフ:8つの小品 ライネッケ三重奏
20世紀の初めに生み出された、ロマン派の残照を見るような佳作。しかも、2人の作曲家が老境に入ってからの曲だ。クラリネットとヴィオラがいくぶんくすんだ音色で温かみのあるメロディを歌う。秋の夜長、こんな渋くて味わいの深い響きを聴くのもいい。
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