制作・出演 : フランソワ・ルルー
バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ヴァイオリン協奏曲第2番 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番、他バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ヴァイオリン協奏曲第2番 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番、他
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 13管楽器のためのセレナード/組曲R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 13管楽器のためのセレナード/組曲
協奏曲はファン待望かも。実に柔らかい音色であり、いつも微妙にテンポが揺れている。それはまるで小舟に乗ってゆらゆらと湖面を進んでいくような心地よさと言ったらよいか。ハーディングの伴奏もたいへんに新鮮で美しい。他の作品も演奏はピカイチ。
主よ、人の望みの喜びよ〜バッハ:オーボエ協奏曲集主よ、人の望みの喜びよ〜バッハ:オーボエ協奏曲集
いまが旬のオーボエ奏者といえば、迷わずフランソワ・ルルーの名をあげよう。自在にビブラートを変化させ、音色に彩りを加えていく。その表現力の多様さがルルーの魅力。バッハの音楽におけるオーボエの重要さを再認識させられる。とにかく鮮やかで巧い。
ソロ・オーボエソロ・オーボエ
一貫して落ち着きのある佇まいがルルーの圧倒的なテクニックの高さを証明しており、一晩のリサイタルを無伴奏作品のみで組み立てた彼の自信を裏付けている。技巧はもちろん、どこをとっても、音の陰影やニュアンスを失わないのが素晴らしい。奥行きのある録音もよい。★
PREV1NEXT