制作・出演 : リナ・パーク
2007年6月発表のシングル。荒川静香がフィギュアスケートの演目で使用したことでも知られる名曲のカヴァーで、非の打ちどころがないバラードに仕上がっている。CBC系アニメ『ロミオ×ジュリエット』のオープニング曲。
韓国の実力派女性シンガーの日本制作による現時点での集大成盤。9曲が日本語、3曲は本人作詞による英語詞を収録した全12曲。日本語詞は吉元由美、櫛引彩香らが担当。80年代の杏里を彷彿とさせる伸びやかなヴォーカル、日本語にも英語にも乗る発音のよさに惚れ惚れする。
タイトル曲は、韓国の歌姫が日本語で歌った春にぴったりの曲。同じ年齢の日本人アーティスト、櫛引彩香が作詞した。心が弾む明るい曲調で、ライヴ後半で盛り上がりそうなポップなナンバー。カップリング曲は英語詞で、ミディアム・テンポのR&Bバラードを情感豊かに歌った。
アメリカ生まれの韓国人シンガーによる日本では3枚目のシングル。ある恋愛の終焉を通して見た女性像を歌う(1)は、柔らかな音色と歌が醸し出す情感がポイント。ビート感を押し出したダンサブルな(2)は、自身の手掛けた英詞が楽曲の抑揚をも生み出している。
韓国シンガーの日本での2作目となるシングル。真骨頂のバラードの同曲を(1)では日本語、(3)では韓国語で歌うが、どちらも5分内のバランス配分を体得したドラマティックな歌唱が見事。(2)の英語曲も含め、卓越した表現力が、国境を越えて人気なのも頷ける。
CHEMISTRYとの共演でも知られる韓国の歌姫リナ・パークのセカンド・アルバム。キュートな歌声による抜群の歌唱力を武器に感情たっぷりに歌った、しっとりとするようなR&B系のナンバーはどれも素晴らしく、心打たれる大人の作品に仕上がっている。
2002年に日韓共同開催されたFIFAワールドカップでのプロジェクト“VOICES OF KOREA/JAPAN”にも参加した実力派の女性シンガー。本作は日本でのデビュー・シングルで、日本語、韓国語、英語の3ヴァージョンを収録。プロデュースは武部聡志。
すでに本国では大ヒット中の韓国シンガーの日本デビュー作。日本語詞は、チェン・ミン作曲の(2)のみだが、バラード全曲の伸びやかな高音は、力強くも切ない想いに漲り、言葉の壁を容易に越える。K-POPのみならずセリーヌ・ディオンなどの洋楽ファンにもオススメ。