制作・出演 : リボル・ペシェック
制作・出演
エヴァ・ウルバノヴァ / カテジーナ・ヤロフツォヴァ / チェコ・ナショナル交響楽団 / ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団 / ペトル・フィアラ / マーラー / ヤン・ハーズネル / リボル・ペシェック / 佐藤美枝子制作・出演
HradilAntonin / HurnikJiri / エヴァ・ウルバノヴァ / カテジーナ・ヤロフツォヴァ / チェコ・ナショナル交響楽団 / ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団 / ペトル・フィアラ / マーラー / リボル・ペシェックペシェックとチェコ・ナショナル響のマーラー・チクルスの第4弾。過去3枚のアルバムは、最近の分析的演奏でない、ボヘミアの民俗性も加味した円熟の美しい演奏と、いずれも好評を博している。
最高の音で楽しむために!
ペシェック&チェコ・ナショナル響のマーラー・シリーズの第3弾は交響曲第4番。ペシェックの指揮は、音楽の流れがよく、作品にふさわしい繊細な表現をする。独唱を務める佐藤美枝子は成熟度を増した美しい歌声で丁寧な歌唱を聴かせる。
第1楽章でのダイナミックで聴き手を圧倒する指の動きに加え、第2楽章で聴かせる哀愁を帯びた歌心。“自分にしか表現できない音楽”を求めるゲキチの表現力の凄さ。チャイコフスキーの第2番ってこんなに魅力的な曲だったんだと再認識させられるに違いない。
最新から過去までのテレビCMで使用されたクラシックの楽曲を集めたクラシック・コンピ・ベスト。2008年12月〜2009年3月にオンエアされたCM曲と心に残る過去の名CM曲とをコンパイル。演奏家も吟味された充実したBOX集だ。
冷徹な分析的解釈とは正反対の音楽。チェコ歴代の名指揮者のもとで薫陶を受けたペシェックは、ボヘミアの風土に根ざした歌謡性とリズムこそが、愛すべきマーラー像だと主張する。ローカル色と洗練された感性が融合した心温まる演奏にホッとさせられる。
お通夜や告別式、お葬式のときに流すのにふさわしい楽曲を集めた一枚。クラシックを中心に、日本の唱歌やヨーロッパの民謡なども収録。お葬式だけでなく、お別れ会などにも使えそうだ。
ゆったりとしたテンポの楽章をフェード・インやフェード・アウト一切なしで収め、1枚あたり500円でまとめた4枚組。音色の統一感があって聴きやすいのはピアノ中心の[3]。総じてムード重視ではなくかっちりとした演奏が多いが、それだけに安心して聴ける。
2007年1月にチェコ・ナショナル響の音楽監督に就任したチェコ出身のリボル・ペシェックが手勢とともにセッション録音したマーラーの交響曲第5番。勢いやパワーに任せない、ベテランらしい味わい深い演奏が繰り広げられている。
第1番完成の翌年、わずか3ヵ月ほどで書き上げた作品。“ブラームスの「田園交響曲」”とも呼ばれているが自然描写はなく、温かく伸びやかな雰囲気で、彼の4曲の交響曲の中で最も親しみやすい作品となっている。