制作・出演 : リンカーン・ゴーインズ
ビッグ・ネイバーフッドビッグ・ネイバーフッド
豪華メンツを適宜配し、故ハイラムに捧げた本作でもスターンという奏者が強いロック気質の持ち主とわかる。ヴァイ&ウェックルとの「ビッグ・ネイバーフッド」「モロッキャン・ロール」はもろにハード・ロック、ジョンソンとの「6thストリート」「ロング・タイム・ゴーン」も、始めソフトで徐々に“地”が。全編メロウな「ソング・フォー・ペッパー」、ファンキーな「ザッツ・オール・イット・イズ」も◎の痛快ギター。
2ドリンク・ミニマム2ドリンク・ミニマム
NYのクラブ“55 Bar”で繰り広げられる日常的なライヴの一片を切り取って見せたギター・トリオの演奏。スティーリー・ダン系のセッションで注目のクランツだが、もともとはバークリー人脈。いまやNY派ベーシストの大御所的な存在となったゴーインズの参加も注目。
クローザー・トゥ・ザ・ライトクローザー・トゥ・ザ・ライト
制作・出演
ウェイン・クランツ / ザック・ダンジガー / デイヴィッド・サンボーン / デニス・チェンバース / ドン・アライアス / ポール・ソコロウ / リンカーン・ゴーインズ / レニ・スターン淡々と活動を続けるレニ。サンボーン、デニチェンの参加だけでもレニの地位がわかる。89年という録音が信じられないコンテンポラリーな味付けと時代を超えたギターの暖かい音色。夫譲りの?! 臨界点を探るようなギターの妖しい音色。彼女の名を記憶に刻んだ一枚。
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