制作・出演 : リンダ・ロンシュタット
ハミン・トゥ・マイセルフハミン・トゥ・マイセルフ
ジャンル
御大リンダ(58歳だって!)の4年ぶりのオリジナル・アルバム。内容は彼女自身10年ぶりとなるジャズ・アルバムだ。今回はシンプルな演奏をバック(メンバーが半端じゃなく凄い)に、気持ちよさそうにスタンダードを歌い上げている。その風格にただ脱帽。
夢はひとつだけ夢はひとつだけ
'77年発表の8作目でチャートのトップになった。シンプルな演奏に乗って、C&WとR&BとR&Rをブレンドした力強いヴォーカルを聴かせてくれる。いかにも'70年代のロサンゼルスのロックといえるベスト・セラー・アルバム。
風にさらわれた恋風にさらわれた恋
フォーク・ロック・グループ、ストーン・ポニーズのシンガーとしてスタートを切ったリンダ・ロンシュタットはカントリー、フォーク、ロックン・ロール、ニュー・ウェイヴ、そしてスタンダード・ジャズとその時その時の流行をいち早く察知し、見事と言っていい程のタイミングで自分のレパートリーに取り入れてきた。イーグルスで知られる「ならず者」「コロラド」を含むアサイラム第1作が'73年の『ドント・クライ・ナウ』。また、'76年の『風にさらわれた恋』ではグラミー賞最優秀女性ポップス部門を獲得した。