制作・出演 : ルイス・ナッシュ
ベテラン・ピアニスト、マッコイ・タイナーの1年ぶりの新作。今回は、クリスチャン・マクブライドやテレンス・ブランチャードら現代ジャズ・シーンの俊英アーティストを従え、オリジナル曲をメインに収録している。
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株式会社ポニーキャニオンピアノのサイラス・チェスナットを中心とするグループの97年録音デビュー作。その後、このバンドはトリオになったが、本作にはアルト・サックスのアントニオ・ハートが加わっている。哀しみのジャズとでもいうのか、悲哀に満ちた曲を切々と演奏していて、心にしみる。
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株式会社ポニーキャニオンサイラス・チェスナットを中心とする現代版オールスター・トリオの第2弾作品。10曲中3曲で若手サックス奏者のエイブリーをフィーチャー、変化に富んだ聴きやすい構成が大きな魅力。コンテンポラリーなヒット曲からD.ゴードンの名曲まで幅広くカヴァーした選曲も充実している。
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株式会社ポニーキャニオンこのバンドの魅力はサイラス・チェスナット、ジョージ・ムラーツ&ルイス・ナッシュの3人が対等の関係でプレイしているところにある。これは第6作で、ソニー・ロリンズのレパートリーを中心にした選曲。スティーヴィー・ワンダーの曲も2曲。優雅なトリオ演奏だ。
フリードマンはキャリアの長いピアニストだが相変わらず新鮮な響きを保っているところが素晴らしい。美しいタッチと印象的なフレーズが表情豊かに迫ってくる。バラードにおけるリリカルなプレイがこのひとの持ち味だ。それがこの作品でも魅力を放つ。
制作・出演
カリエム・リギンズ / クリスチャン・マクブライド / ジェフ・キーザー / ジョン・クレイトン / ベニー・グリーン / モンティ・アレキサンダー / ルイス・ナッシュ / レイ・ブラウン初のベスト・セレクション盤。本人自身が伸びやかで優雅なタッチの音色に酔いしれ楽しんでいるようで、それがとても聴き心地よい。さらに自作の(1)(6)(9)(10)(13)(14)では力強く大胆なきっぷの良さを際立たせている。そんな贅沢な聴き比べもできるセンスのいい構成である。
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株式会社ポニーキャニオンゴスペルにルーツを持つチェスナット、ベースの巨匠ムラーツ、ドラムの俊英ナッシュというトップ・プレイヤーによる5枚目の作品。誰もが知っているスタンダードの数々を、てらいのないストレートなジャズで再構築。ジャズの楽しさと魅力を凝縮した作品。★
制作・出演
ケニー・バロン / シェリル・ベンティーン / ジョン・パティトゥッチ / チャック・マンジョーネ / デヴィッド“ファットヘッド"ニューマン / ドン・アライアス / マーク・キブル / ルイス・ナッシュ発売元
キングレコード株式会社マンハッタン・トランスファーの女性シンガーのソロ作。共演メンバーのアコースティック・ジャズ演奏も素晴らしく、彼女は伸びやかに自然体で歌っていて、だから感情をコントロールしながらの歌の表情が豊か。しっとりと成熟した大人の女の歌の世界である。★
制作・出演
クリスチャン・マクブライド / クリス・ポッター / ケニー・ランキン / デヴィッド・スピノザ / ラッセル・マローン / ルイス・ナッシュ / レオン・ペンダーヴィズ / ロイ・ハーグローヴT.リピューマとA.シュミットの制作による歌ものという点に食指が動いたソフト&メロウのファンを大満足させる2002年作。モンクを軽やかに歌う(3)、ビートルズの原型をとどめない(8)など、大胆だが、あくまでもランキン流のゆとりの音楽に着地しているのが見事。★