制作・出演 : マーク・ジョンソン
ミシェル・カミロミシェル・カミロ
ドミニカが生んだピアニストで、日本での人気も高いミシェル・カミロ。本作は80年代にエピックで発表したもので、トリオをベースに、モンゴ・サンタマリアのラテン・テイストをプラスした好盤。
ベスト・オブ・ビル・エヴァンス1977-1980ベスト・オブ・ビル・エヴァンス1977-1980
どうしてもリバーサイド期に注目が集まるエヴァンスだが、内在する狂気の部分が発露した後期にも聴くべきものはある。最晩年のワーナー音源からピックアップした本作で、当時の破滅的な美しさを体感したい。
Forever YOUNG::アフィニティForever YOUNG::アフィニティ
危うさの色濃い作品の多いエヴァンス晩年の作品群。そんな中でも何度も聴きたくなるのがトゥーツ・シールマンスとの共演盤。曲によってはエレピを弾いたり他のメンバーが加わったりして彩りが添えられている。
Forever YOUNG::ウィ・ウィル・ミート・アゲインForever YOUNG::ウィ・ウィル・ミート・アゲイン
結果的に最後のスタジオ・レコーディングになってしまった1979年作品。他界した兄に捧げるかたちで制作されており、タイトルがそれを如実に物語っている。ただし音はトランペットが参加するなど暗いばかりではない。
Forever YOUNG::パリ・コンサート 1Forever YOUNG::パリ・コンサート 1
エヴァンスの死後発表され、晩年の再評価につながったライヴ盤。三人の佇まいとしては、むしろ一般のピアノ・トリオらしいもので、あくまでエヴァンスを中心にしたトライアングルだ。完全なソロ曲も収録。
Forever YOUNG::パリ・コンサート 2Forever YOUNG::パリ・コンサート 2
エヴァンスの他界後に発表された作品には、最後の輝きを詰め込んだものが少なくない。このパリでのライヴ盤は第1弾作と対になっており、ラスト・トリオの真髄を聴かせてくれる。最後までエヴァンスはエヴァンスだったことがうかがい知れる一枚だ。