制作・出演 : ジョー・ラバーベラ
ライク・サムワン・イン・ラヴライク・サムワン・イン・ラヴ
コンコードからデビューした歌手。声帯の手術のせいか、コンコード時代とはまた違った塩辛ヴォイスが印象的。丁寧に歌う成熟の歌声が心にしみる。特にピアノだけをバックに歌う「アイル・ビー・シーイング・ユー」と「ヒアズ・トゥ・ライフ」は最高に素晴らしい。
Forever YOUNG::ウィ・ウィル・ミート・アゲインForever YOUNG::ウィ・ウィル・ミート・アゲイン
結果的に最後のスタジオ・レコーディングになってしまった1979年作品。他界した兄に捧げるかたちで制作されており、タイトルがそれを如実に物語っている。ただし音はトランペットが参加するなど暗いばかりではない。
Forever YOUNG::パリ・コンサート 1Forever YOUNG::パリ・コンサート 1
エヴァンスの死後発表され、晩年の再評価につながったライヴ盤。三人の佇まいとしては、むしろ一般のピアノ・トリオらしいもので、あくまでエヴァンスを中心にしたトライアングルだ。完全なソロ曲も収録。
Forever YOUNG::パリ・コンサート 2Forever YOUNG::パリ・コンサート 2
エヴァンスの他界後に発表された作品には、最後の輝きを詰め込んだものが少なくない。このパリでのライヴ盤は第1弾作と対になっており、ラスト・トリオの真髄を聴かせてくれる。最後までエヴァンスはエヴァンスだったことがうかがい知れる一枚だ。
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