制作・出演 : レイモンド・マクモーリン
インナーイリュージョンズインナーイリュージョンズ
ルビー&サファイアルビー&サファイア
彼女5作目のアルバムは、ジャズを“ルビー”、ポップスを“サファイア”と題した2枚組のユニークで凝った作り。彼女の個性はやさしさ、温かさにあると思うが、このあたりはポップスを歌っても変わらない。テクニックもますます冴えて「ウィル・ビー・トゥゲザー」では堂々として貫禄さえ感じさせる。
ラスト・レコーディングラスト・レコーディング
91歳で惜しまれながら亡くなった巨匠のラスト・レコーディング。もはや孫ほども年齢の離れたメンバーとともに、楽しげに演奏する姿が目に浮かぶ。急遽ロイ・ハーグローヴが参加し、更にスペシャルな録音となった。
マイ・フェイヴァリット・シングスマイ・フェイヴァリット・シングス
デビュー作を上回る出来。正攻法でじっくり歌いきる力量に圧倒される。ハンク・ジョーンズはさすが。オマー・ハキムのシャープなドラミングも鮮やか。日野皓正も2曲にゲスト参加している。SA-CDハイブリッド盤による、音質の素晴らしさも特筆もの。
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