制作・出演 : 鳥越啓介
Fried Pride解散後、初のソロアルバム発売 2016年12月にFried Pride解散以来、初となる待望のソロアルバム。初セルフ・プロデュース。 評価の高い歌唱力が存分に発揮されたシンプルな編成のアレンジを中心に収録しているが、「Glad you`re here」は近年交流を深めている ルクセンブルグ在住のグラミー賞受賞者ガスト・ヴァルツィングのアレンジによる超豪華ビッグバンド・アレンジで収録され、アルバムに華を飾っている。 福岡で毎年開催される中洲ジャズの公式テーマ曲「HAPPY SONG」も初CD化。 「HIT THAT JIVE JACK」では、盟友SHANTIとのデュエットも披露。
グループの知名度はともかく、ギターの天野をはじめ個々では国内屈指の実力を誇る3人による、芳醇な響きのアコースティック・トリオ作品。全体的に涼しげで華麗な演奏が心地よい。とことん甘いバラードもまた良し。
女流ピアニストの2ndアルバムにしてトリオ作品。すべてが妹尾美里本人のペンによる楽曲となっており、曲名と曲想がマッチした内容からは確かなコンポジションの才をうかがわせる。さらなる飛躍を感じさせる力強い一枚。
多彩なアーティストとのコラボを通してシンガーとしての表現力の豊かさを発揮した5作目。高揚感に満ちた野崎良太プロデュースの「LULLABY OF BIRDLAND」、クリヤ・マコトらしい明快な音作りが歌に合う「TAKE THE A TRAIN(A列車で行こう)」など質が高い。ギター弾き語りのSaigenjiとデュエットする「LIGHT MY FIRE」ほかロック系楽曲のカヴァーも充実。
ストリングスを配したボサ・ノヴァ・ジャズ・ピアノ集。「おいしい水」他ボサ・ノヴァの名曲と木住野のオリジナル曲が、彼女特有のエレガントで透き通ったタッチにより紡がれていく。叙情性だけではなく、時には力強く、ジャズの醍醐味を十分に味わえる。
TKYの秋田慎治によるソロ・デビュー盤は、2003年から活動しているピアノ・トリオを軸に置いたもの。(1)の透明感にあふれた広がりのある音使い、映画のサウンドトラックのような感触の(10)は、さながらパット・メセニーやライル・メイズあたりを連想させる。