制作・出演 : レッド・ガーランド
伝説のマラソン・セッションから生まれたプレスティッジ4部作の中でも、冒頭曲「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の美しさなどから評価の高い一枚。未完の大器コルトレーンの参加もその歴史的価値を不動にしている。
史上名高いマラソン・セッションで吹き込まれた4作中の一枚。美しいレッド・ガーランドのソロにマイルス・デイヴィスの絶妙なミュート・プレイで始まる「イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド」ほか、ボルテージの高いバンド・アンサンブルが満載。
当時急成長を遂げていたジョン・コルトレーンを迎え、マイルスのリズム・セクションとともに録音した貴重なドキュメント。2大巨星による対照的な2ホーンのかけ合いがスリリングだ。
プレスティッジとの契約消化のため、強引に行なわれたマラソン・セッションのうちの一枚。マイルス・デイヴィスのスリリングなオープン・トランペットと艶やかなミュートの好対照な魅力が味わえる。
ライヴ盤の少ないレッド・ガーランドがNYの名門クラブで演奏した1959年のアルバム。エリントンやベイシーといったビッグバンド系の選曲ゆえ、テクニックに走らない、単音中心の彼らしいソロが光る。スウィング感が楽しめる一枚。
83年にLAで録音。レッド・ガーランド晩年の円熟した演奏が楽しめるアルバム。スマートで心地良いガーランド節が堪能できる。ムード満点の一枚だ。
55年6、8、9月に分けて録音されたマイルスの名作のリマスター盤と、翌年2月同メンバーによるライヴ録音との2枚組。ニューポート・ジャズ・フェスでの演奏を収録している。“最高のクインテット”と賞されたバンドの貴重な未発表ライヴ音源。
CBS移籍後初のアルバムで、おそらく多くのファンが“ジャズの最高傑作”と呼ぶであろうマイルスの名盤。ミュートをかけたトランペットが実に印象的で、その後の彼のスタイルの原点とも言える。