音楽むすび | 制作・出演 : ロットングラフティー

90年代ミクスチャー・スピリットを受け継ぐ10年選手が、よりハードでダイレクトなサウンドに焦点を絞ったサード・アルバム。打ち込みは隠し味程度に、重く速いビートには人力の厚味が、ほぼアップ・テンポで固めた楽曲はどれも激しいが、メロディはあくまで叙情派。原点に戻ったような溌剌さに好感。

京都で結成、現在も活動拠点を京都に置く、ツイン・ヴォーカル5人編成バンドのマキシシングル。ラップというより限りなく“語り”に近いヴォーカル・スタイル、サビで一気に解放される壮大なメロディなど、模倣を良しとしない美学を感じるバンドだ。

京都発、5人組ラウド・ロック・バンドのセカンド・アルバム。前作同様、Dragon AshのIKUZONEとの共同プロデュース。ミクスチャー的ハードコア・サウンドが軸ながらも、キャッチーさがあるのは垣根を超え、多様なジャンルを斬新に取り入れているからこそ。

ツイン・ヴォーカル5人組のファースト・フル・アルバム。エモーショナルなメロディのラウド・ロックと、同期もののプログラミングを融合させたミクスチャー・サウンドが基本。ロカビリー風やドラムンベース風、アコギのバラードなどもあり、アプローチは多彩。

初メジャー・アルバムのガイド的役割となるシングル。ロックやラガが交差するなか、和の要素も織り込まれた表題曲は、メロディの流れ方がスムーズ。高揚感とポップ感と混沌が加速するカップリング曲とともに、ミクスチャーを超えた個の確立がそこにはある。

京都在住の5人組によるセカンド・マキシ。坂本龍一が作曲した映画『戦場のメリークリスマス』のテーマをモチーフにしたタイトル曲は、シングル・ヴァージョンでのリカット。ヘヴィ・ロックにメロディアスなフレーズとラップを巧みに絡ませた力作だ。