制作・出演 : ヴィクトリア・ムローヴァ
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ムローヴァが古楽奏法などに目を向け変貌を遂げる前の、80年代の彼女の代表的なアルバムだ。幾分冷たい完璧な技巧が、この2曲に見事にはまって、彼女の欠点が大いなる長所となって聴き手を圧倒する。
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番≪大公≫ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番≪大公≫
若きブラームスのメランコリックなロマンティシズムが充満している第1番と、ピアノ紗重層の世界を広げたベートーヴェンの「大公」の組み合わせ。豪華メンバー3人による極上のひと時を味わえる1枚だ。
ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ 他ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ 他
ムローヴァの、フィリップス・レーベルからの2作目となったアルバム。ムローヴァの透明感あふれる美音を生かした演奏で、徹底的な描写も大きな話題となった。若きムローヴァの魅力あふれる一枚である。
ベートーヴェン&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ベートーヴェン&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
90年代半ばから大きな変貌を遂げたムローヴァが、ガーディナー率いる古楽オーケストラと共演した話題盤。古楽奏法を取り入れて新鮮なベートーヴェンとメンデルスゾーンを聴かせた、ムローヴァ渾身の一枚だ。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集
ムローヴァが新境地を拓いたアルバム。ピリオド奏法を取り入れた演奏で、それまでの美しくも無機的な演奏とは一線を画し、豊かな表情と歌ごころをみせつけた。新生ムローヴァを印象づけた記念碑的な一枚だ。
SUPER BEST 100 8::メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲SUPER BEST 100 8::メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー・コンクール優勝の3年後に録音されたチャイコフスキーと、90年録音のメンデルスゾーンとの、定番のカップリング。どちらも、知と情とが兼ね備わった演奏として、高く評価されたもの。