制作・出演 : ヴラディーミル・アシュケナージ
ホルン奏者を父に持ち、自身もホルンの音色が好きだったR.シュトラウスのホルン作品をまとめた、珍しくも洒落た1枚。イギリスの名手タックウェルと、アシュケナージの指揮とピアノで楽しめる。
制作・出演
ショスタコーヴィチ / ニキータ・ストロジェフ / ニュー・ロンドン児童合唱団 / ブライトン・フェスティヴァル合唱団 / ミハイル・コトリャロフ / ラズロ・ヘルティ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ロナルド・コープ / ヴラディーミル・アシュケナージソヴィエト革命10周年記念の交響曲第2番、その原曲の交響詩、植林計画讃美の「森の歌」など、体制に沿って書かれた4曲を収録。アシュケナージはオーケストラをよくドライヴし、明快で見通しの良い演奏を展開する。
ショパン生誕200年記念企画。ショパンの残した全ジャンルから一通り網羅している。全101曲、協奏曲と三重奏曲、ソナタ以外は1曲全部を収録。新旧17名のピアニストを揃えたショパン丸ごとBOXである。
アシュケナージのバッハ第2弾。美しいピアニズムにあふれるバッハ演奏である。タッチもそうだが、一音一音に対する木目細やかな奏法と解釈が行き渡る。もはやピアノ音楽としての究極の表現としての唯一無二のバッハの世界が広がる印象。ただし両手の微妙な“もつれ”が気になる。
好評の“ベスト・オブ・カンタービレ”シリーズの第3弾。ミケランジェリやヘブラーら一流の演奏家によるベートーヴェンやモーツァルトのほか、“歌うように”という意味のカンタービレの名曲の数々を集めたヒーリング・コンピとなっている。
アシュケナージによるラフマニノフ。1974〜75年の録音で、有名な前奏曲「鐘」と2つの前奏曲集作品を収録。高度な技巧を要求される作品を、多彩な響きと表現で完璧なまでに創り上げている。
2010年のショパン生誕200年記念コンピレーション・アルバム。ショパンの有名曲をほぼ網羅して、ショパンのエッセンスを凝縮した2枚組。ユニバーサルが擁する一流アーティストによる音源を使用。ショパン入門の必需品だ。
アシュケナージ父子による演奏。どちらがどちらのパートを弾いているのか分別が付かぬほど、音質や色、そしてクセのない表現が統一され、アンサンブルも破綻なく、まるで1台のピアノによる演奏のよう。どちらかといえば、華やかなラヴェルに軍配。