制作・出演 : 上々颱風
デビュー20周年を記念した上々颱風の初となるセルフ・カヴァー・アルバム。「愛より青い海」「いつでも誰かが」をはじめ、代表曲も多数収録。ワールドワイドな感性をいかした“ちゃんちきミュージック”を展開している。
エピックソニー在籍時にリリースしたシングルをコンパイルしたベスト・アルバム。琉球民謡や河内音頭など、日本古来の民族的音楽をベースに、ワールド・ミュージックのテイストを散りばめた独特な世界観を創り上げている彼らのサウンドを満喫できる一枚。
和楽器や民族楽器を操り独自のサウンドを構築する、上々颱風の12枚目のオリジナル・アルバム。ストーンズのカヴァーをはじめ、生命力あふれる力強い演奏が満載。彼らの原点回帰とも呼べる一枚に仕上がっている。
紅龍率いる音楽集団、上々颱風の2007年11月発表のシングル。TBS系ドラマ『熱血ニセ家族』の主題歌に使用されたナンバーで、心地良い旋律が印象的に響く極上のポップ作品だ。
ベスト盤、ライヴ盤を除いた11枚目のオリジナル・アルバム。愛の歌から社会性のある、視野の広い歌まで世の中を総天然色で描く。古今・東西・南北が混在した独特のスタイルはきわめてアクが強いけれど、いつもながら人肌のぬくもりと懐かしさにあふれている。
デビュー15周年にして10枚目のアルバム。悠久的律動感の横に、相当なハイ・テンションが隠れもせずに同居する、無国籍な伝統芸(?)とでもいうべき芸風は、いまやこのカオスな時代にジャスト・フィットの感あり。渡辺マント作の(5)(7)がまた突然可憐で素敵。★
野村邦丸をゲスト・ヴォーカルに迎えたシングル。上々颱風というと、民謡調の賑やかで元気な曲が身上という印象があるかもしれないが、「青空」はそうではなく、ミディアムのメロディアスな曲。歌詞もきれいで爽やか。これもまた、彼らの一面だ。★
メジャーから離れたことによりフットワークが軽くなり、彼ら本来の奔放さが見事に昇華された傑作「8」に続く今作は,メンバーの離脱があったものの、勢いはまったく衰えず、前作以上にのびのびした世界を展開。
ライヴ・バンドとして定評ある彼らが初めてライヴ・アルバムをリリース。三弦、笛やアコーディオンなど、個性豊かな楽器で演奏したサウンドは、独特の雰囲気を醸し出して見事だ。
1stには「流れのままに」という“この一曲”があったが、今回の2ndではJALのCMにも使われている(3)が当然“この一曲”。しかしあのCMで上々颱風を気に入った人は、もしかすると他の曲にみられるハレの宴には眉をひそめるかもしれない。