制作・出演 : 下地勇
民衆の躍動民衆の躍動
宮古島方言でうたってきた下地勇のアルバム。曲やサウンドは島唄とは異なり、基本的にポップスだ。まるで洋楽を聴いている気分になるが、一方で「民衆の躍動」などではワールド・ミュージックかと思わせる不思議な響きが面白さを醸す。「偉大なるアメリカ石鹸」では、アメリカへの憧憬が見える。
ATARAKAATARAKA
南西諸島、宮古島出身の自作自演歌手。全編地元の方言で歌っているが、曲のスタイルはポップス。ハスキーさのまじった塩辛声で、ジプシー・キングス調までこなすのには驚かされる。このけれん味が好き嫌いを分けそうだが……。内田勘太郎がギターで参加。
また夢でも見てみるかまた夢でも見てみるか
沖縄のミャークフツ(宮古島の方言)で歌う同島出身のシンガー・ソングライターの、初の標準語アルバム。プロデュースはBEGINの島袋優。沖縄テイストの楽曲もあれば、ブルージィな曲もあり、さらには夏向きの爽やかな曲もありと、かなり多彩な作品。
開拓者開拓者
沖縄は宮古島出身の異色シンガー、下地勇のアルバム。この人は基本的に宮古島の方言で歌う。「サンフランシスコ湾ブルース」をカヴァーした(2)にも、まるで別の歌詞がつく。その歌声とバンドの演奏から、じわじわと生命力が伝わってくる。(7)にはラテンの血も感じる。
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