制作・出演 : 人間椅子
バンド生活25周年・・・通算22枚目のオリジナルアルバム <収録内容> ※全13曲 曲順未定 ・表徴の帝国 ・なまはげ ・地獄の料理人 ・迷信 ・生まれ出づる魂 ・悉有仏性(しつうぶっしょう) ・宇宙船弥勒号(うちゅうせんみろくごう) ・リジイア ・ミス・アンドロイド ・グスコーブドリ ・がらんどうの地球 ・結婚狂想曲 ・隷従の叫び
ロック・バンド、人間椅子の通算21枚目となるオリジナル・アルバム。 幻想的、詩的、怪奇なもの、ナンセンス・ソング、宇宙を歌ったもの等、非日常であるがゆえに、無限の世界をほのめかすような芸術的な作品。
結成は87年に遡るベテラン三人組、人間椅子による16枚目のアルバム。古のブリティッシュ・ハード・ロックを独自の解釈で昇華させた日本文学的世界観は、恐怖にも享楽にも自在に変化する。一度ハマると抜け出せない魅力は本作でも精悍に貫かれている。★
原点の「陰獣」に始まり、ヘヴィにうねりかつ構築的に加速していく新曲「狂ひ咲き」で閉じる20周年ベスト・アルバム。歌詞に描かれる純文学の闇雲さと、テキストを確実に積み上げる音の構築美は、バンドがつねにオリジナルな場所を保ってきたかを物語っている。
文学的&カルト的な歌詞と、初期のブラッス・サバスを思わせるヘヴィ・ロックで独自の世界を構築している人間椅子の通算13作目。古典的な言い回し、演劇的&おどろおどろしいヴォーカル、卓抜した演奏力は健在。時代に媚びず変わらない良さがここにある。★
ブリティッシュ・ハード・ロック・サウンドと文学的な日本語詞で独特の世界観を聴かせる人間椅子のデビュー15周年記念アルバム。ドラマー、ナカジマノブが加入により熟練の日本語ロックを聴かせる。
98年発表のアルバムのリイシュー盤。再発に伴い、レコーディングの様子を語る各メンバーのコメントが付いた。鈴木と和嶋の地元・青森県弘前市のつぶれた映画館での録音というのも、キテレツで何気に俗っぽい詞の彼らの闇のメタル・ワールドにふさわしい。
発売早々チャートにランク・インするなど、快進撃を繰り広げる本作。テーマ性は一貫しておどろおどろしいが、古典的な美しさをたたえた詞と、シャープな演奏力とで、幅広い支持を獲得し得る作品になっている。今後の活躍に期待は増すばかり。
94年リリースの『ペテン師と空気男』に続くベスト・アルバム。とにかく半端じゃなく濃密な出来。歌詞、サウンドともに力強く、聴き手を引きつけたら最後、決して離さない。加えて、この豪華なジャケット・デザイン。ファンならずとも丁重に扱いたくなる。