制作・出演 : 八代目
ビクター落語 八代目 三笑亭可楽6::味噌蔵・笠碁・子別れビクター落語 八代目 三笑亭可楽6::味噌蔵・笠碁・子別れ
つぶやくような独特の語り口と人間の喜怒哀楽を描き、通好みの噺家として知られる可楽のアルバム。「味噌蔵」は、鳴り物入りで三階節を歌うなど陽気な仕上がり。「子別れ(上)」は、得意な酔っ払いの描写が冴えている。昭和31年、59歳という全盛期の録音。
ビクター落語 八代目 春風亭柳枝1::王子の狐・甲府い・締め込みビクター落語 八代目 春風亭柳枝1::王子の狐・甲府い・締め込み
物腰が柔らかく、丁寧で明るい口調で、時として金馬を思わせた柳枝(明治38〜昭和34年)の最晩年である昭和31〜34年の音源で、初商品化や初CD化の音源ばかり。いかにも柳枝と思わせる噺の甲府から出てきて豆腐屋の婿になる「甲府い」、空き巣に入って酒を馳走になる泥棒の「締め込み」と間抜けな泥棒が出てくる噺の「花色木綿」、爆笑が続く「野ざらし」では客席の陰でクルマのクラクションが鳴っていたりする。仕返しに女房連を坊主にする「大山詣り」などを聞かせる。今では珍しい噺も演じている。
決定盤::艶噺 廓噺 りんきの独楽/立切れ/しりもち/反魂香/野ざらし決定盤::艶噺 廓噺 りんきの独楽/立切れ/しりもち/反魂香/野ざらし
コロムビアの落語決定盤シリーズの、ちょっとエッチな噺と遊郭が舞台の噺を集めた“艶噺・廓噺”編。その3となる本作では、20世紀を代表する名人・五代目 桂文枝らが、粋でいなせな名人芸を披露。入門者でも通でも楽しめる一枚だ。