制作・出演 : 原田知世
大好評の“DREAM PRICE シリーズ”オリジナル・ヒット6曲入りベスト。瑞々しい感性と共に現れ、スクリーンを通じて多くのファンを魅了した原田知世の名曲集。フレッシュな歌声は永遠だ。
1990年から2001年にかけてのフォーライフ作品からのベスト・セレクション。タイトル通り、11年間にわたる原田知世のカラフルでジューシーな収穫をもぎ取り1枚にまとめました。
ゴンチチをサウンド・プロデューサーに迎えての洋楽カヴァー集。ボサ・ノヴァ・フレイヴァーを効かせた70年代名曲の数々が、涼しげなヒーリング系ヴォイスによって新鮮に生まれ変わる。
現在もなお個性的な音楽活動を続ける原田知世のCBSソニー時代のベスト。「時をかける少女」「ダンデライオン」「守ってあげたい」ほか懐かしいヒット曲を満載!
鈴木慶一〜トーレ・ヨハンソンのプロデュース作品以降新天地を迎えた彼女。そのニュー・アルバムは、セルフ・プロデュース&大半を自身が作詞作曲をてがけた北欧ポップスを昇華した秀作! 数曲フリーホィールのウルフ・トレッソンが作曲と編曲で参加。
今はもう遥か昔、映画といえば角川映画、って時代がありましたっけ。主演女優三人それぞれによるテーマ・ソングを収録。映画のトーンにも共通するのだろうが、どの歌もほのかなさびしさを含んでいる。かの時代の角川映画変遷を綴ったライナーもあり。
全12曲、彼女自身の作詩。(1)(3)などの前向きで軽やかな世界を歌った作品は、切れ味よい言葉が並ぶ。切ない系の詩になると、ややパターンにはまる傾向がなくもない。とはいえ、彼女の特長を巧く引き出したメロディとアレンジもあって最後まで楽しめる。
女優として活躍中の彼女だが、シンガーであることを立証する珠玉のベスト・ミニ・アルバムだ。トーレ・ヨハンソンのバックアップにより、彼女から放たれる透明感は人を根本から優しくさせる力がある。全曲、可憐な花が咲きほころんでいるのようだ。
スウェディッシュ・ポップの伝道師トーレ・ヨハンソンのプロデュースによる97年のアルバム。先行シングルの名曲「ロマンス」をはじめ、恋愛症候群の若い女性たちには特に絶大な効果を発揮するポップ・チューンの数々が並んでる。春のBGMとしては最適のチャーミングな全13曲。
かつての時をかける少女もここまで成長しました。声の質に色が出てきた。息のつなぎ方に女らしさが出てきた。よくある「女優様のレコード」にとどまらない自由さとこだわりがしっかり見える点にも感服。ただし、少し年齢以上のことやってる気もする。
知世も、もう23歳。すっかりオ・ト・ナ(ハート) まぁ、ずっと「時をかける少女」でいてくれよというのも無茶な話。サザンの大森隆志と透影月奈(誰だ!?)の共同プロデュースでそこそこノーブル。浮世離れの度合が中途半端だ。フレンチ趣味の(6)はまずまず。
女優としてのイメージが強いので、シンガーとしては影が薄くなりがちだが、とても興味深い路線を歩んでいる人だ。スザンヌ・ヴェガの曲を取り上げたり、アンテナに曲を提供してもらったりもそうだが、独特の色彩感を放つ世界を築きあげつつある。
スウェーデン録音でオシャレだけど、どこかひなびた独自のポップスを展開する知世ちゃんのマキシ・シングル。どんどん通受けしそうな世界へ進んでいるが、これはこれでいいと思う。サウンドはもちろん、鈴木慶一、博文の手になるホロ苦い歌詞が秀逸。