制作・出演 : 吉井和哉
バッカバッカ
アルバム『Hummingbird in Forest of Space』からのシングル・カット。彼としては初となるクリスマス・ソングで、切ないストーリーを描いているにもかかわらず、全体を温かい空気感で包み込んでいる。ピアノとヴォーカルのみで歌われるライヴ・ヴァージョン「バッカ」も心に沁みる。
Hummingbird in Forest of SpaceHummingbird in Forest of Space
ソロとなっての3作目。人生の深遠さを感じさせるディープな楽曲が、実にヴィヴィッドなサウンドに乗って展開される。と思うと、「上海」や「マンチー」のような一筋縄ではいかないクセの強い曲もあったり。音と言葉が魔法のように絡みあった充実の一枚。★
シュレッダーシュレッダー
2007年は精力的なリリースを続ける吉井和哉。このシングル曲は失恋を女性の気持ちで表現したもの。しかし女々しさは微塵もなく、骨太なロック・サウンドが展開する。でも、せつない。ここらへんが彼の真骨頂だと思う。間奏のギターも彼自身によるもの
Shine and EternityShine and Eternity
ともに80年代末のプライマル・スクリームも思い出すハリウッド録音。「Shine and Eternity」は当時のマンチェスター風のゆったりしたダンス・ビートが繰り返される中で、じっくりと歌い綴る。「マンチー」はハードなロックンロールだが、おちゃめな“合いの手”で腰砕けさせるワザあり。