制作・出演 : 吉田翔平
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前作『眠るためのピアノアルバム〜beautiful sleep〜』以来1年2か月ぶりとなる本作は、タイトル通り「Transcription」がコンセプト。 音楽では曲や音を譜面に起こすという意味だが、転じてカヴァーやアレンジなど様々な角度で音楽の色々な楽しみ方を提示する作品となっており、 ソロピアノやNHK交響楽団メンバーによる弦楽との共演、各分野のスペシャリストが集まったバンド「SEEDING」の福原将宜(ギター)、 吉田翔平(ヴァイオリン)、齋藤たかし(ドラム)、高井羅人(ピアノ)とのデュオやバンド編成など、バラエティに富んだ必聴の仕上がりとなっている。 あらゆる方法で音楽を表現し魅力を伝え続ける稀有な音楽家である清塚が、 11月に40歳という節目を迎える今年に、その魅力を詰め込み、自身を体現したような代名詞的作品だ。 商品は通常盤と限定盤の2形態で、限定盤には2021年11月2日にサントリーホールにて行われた、 清塚信也コンサートツアー2021「Beautiful Time」スペシャル公演の映像を収録したDVDが付属する。
夜ノショパン夜ノショパン
上質なヒーリング・アルバムといっていい。「ワルツ第3番イ短調op.34-2」はチェロを、「ノクターン第2番変ホ長調op.9-2」はヴァイオリンを加えた編曲版になっていて、ボーナス・トラックに清塚作曲の3曲と、なぜか「龍馬伝紀行2」が入っている。演奏もきめ細かなニュアンスに富んだロマンティックで甘美なものになっている。確かに夜向きではある。
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