制作・出演 : 唐沢美帆
2000年8月のデビュー曲「anytime,anywhere」から「君のかけら」まで、「affection」のアルバム収録曲をはさんで8枚のシングルをリリース順に収録したベスト盤。“この曲と出合って私の人生が変わった”という「Way to Love」や「ライヴ」などのスマッシュ・ヒットや松原みきの79年のヒット曲「真夜中のドア」のカヴァーなど、唐沢美帆の歌への思いが詰まった一枚。
気鋭の男性シンガー・ソングライターによる6枚目のシングル。今回は唐沢美帆が2001年に放ったヒット・チューンを本人のフィーチャリングで再構築。二人の歌声を配することで新たな印象に。軽快なテンポと切ないメロディで聴かせるカップリング曲「Breathless」でも非凡さを感じさせる。
雨雲をも突き抜けるようなヴォーカルが際立つ(1)は、テイ・トウワや藤本和則を迎えた前アルバムからの先行シングルとなる。せつなさと力強さ、憂いと開放感といった、対極を行き来する絶妙さまでとらえてしまう表現力が感じられる。
タイトル・チューン「affection」ほか2曲のオリジナルとカラオケ・ヴァージョンの計4曲を収録。爽やかな唐沢のヴォーカルの魅力は、ちょっとハスキーがかったクリアな高音の美しさにある。「to be」ではミュートしたトランペットがアダルトな雰囲気を演出している。
ヒット曲「Way to Love」ほか最新シングルでドラマ『ナースマン』の挿入歌「Endless Harmony」までデビュー以来のシングル5曲を収録したファースト・アルバム。バラードからミディアム・テンポを中心にキャッチーなメロディとサウンドでしっとりと聴かせる。
島野聡プロデュースによる唐沢美帆通算4枚目のシングル曲は、ドラマ『ナースマン』の挿入歌へと起用。彼女が最も得意とするミディアム・バラードなリズムの上で、爆発寸前の感情をあえてウェットな感じで唄いあげてゆく。その抑えた抑揚性が胸を熱くする。
R&Bテイストのデビュー・マキシ「anytime、anywhere」と同じく島野聡をプロデューサーに起用した第2弾。今回はハウス調アレンジの軽快なテンポが心地よい仕上がりとなった。