制作・出演 : 城之内ミサ
城之内ミサの初のピアノ・ソロ・アルバム。タイトル・チューンの「かたりべ」は日本香堂のCM曲ということから、ジャケットにお香が収納されている。まさに和の香りたつアルバムに仕上がった。また音場が、微妙に変化するごとに音色と空気感が変わる妙も聴きどころ。★
久々のヴォーカル・アルバム。今さら言うまでもない音づくりのセンスに、等身大のハスキー・ヴォイスがからむ世界は、40代なら上田知華とかを思い出すんじゃないかな。あくまでアコースティックなイメージがミソで、疲れない歌を聴きたい向きには強くオススメ。★
ピアニスト・作曲家の城之内ミサが、アジアをテーマにした音創りを展開しているシリーズ作品の第3作だ。パーカッションや古筝、二胡、ヴォイスなどを混在させ、さまざまな汎アジア的風景を紅に染める夕日を思い浮かべるようなサウンドを聴かせていく。
アジアン・サウンドを全面に打ち出し前作で成功をおさめた彼女が、今回は中国民族楽器を用いた麗花アンサンブルとともにアジアの西、中近東を音楽で旅する。
元はクラシックのピアニスト、城之内ミサのニュー・アルバム。アジアの女性演奏者による揚琴・古筝・中国琵琶・二胡に本人のピアノが加わって、東洋と西洋の溶け合った音をつくりあげた。
テレビの劇伴などでおなじみの彼女の歌が、ベスト・セレクションとして1枚のアルバムに収められた。どの歌も耳に優しく、それぞれの歌からさまざまなシーンが浮かんでくる。(9)や(12)はその代表曲で、オーケストレーション・サウンドが安らぎを与えてくれる。
これは、いいぞ〜。テレビドラマの主題歌や挿入歌を数多く手掛けてきた人だけあって、鏡の前ででも聴かない限り、いしだあゆみな気分、安田成美な気分といろんなヒロイン気分に浸れてしまう。不倫とかしちゃってる人は、感情移入しまくれまっせ〜。。