制作・出演 : 堀江真理子
ピアノ曲集『音の星座』ピアノ曲集『音の星座』
ピアノ経験者ならお馴染みの「お菓子の世界」。今なお人気の超ロングセラーのピアノ作品集だが、その続編とも言うべき曲集が誕生。楽譜とタイアップしたアルバム。ベテランの堀江真理子の演奏の力も大きいけれど、また新たなベスト&ロングセラーになりそうな予感だ。
1900年 啓かれた日本のピアノ1900年 啓かれた日本のピアノ
日本のクラシック黎明期(1900〜41年)に書かれたピアノ曲の数々。滝廉太郎の絶筆となった「憾」、スクリャービンに捧げられた3、4曲目、ドビュッシー風の11、13曲目など、注目されて然るべき佳作揃い。異文化のフォーマットで己の個性を表現しようと模索した先人たちの砕身の足跡だ。
湯山 昭の 音楽の窓 とっておきのピアノ曲湯山 昭の 音楽の窓 とっておきのピアノ曲
童謡や子どものためのピアノ曲集、合唱曲などで広く親しまれている湯山昭。作曲生活50周年を記念して、代表作をまとめたアルバムが4枚同時発売。彼の作品世界を一望できるまさに“とっておき”のシリーズだ。
こどもの宇宙 ステップ1・2/湯山昭こどもの宇宙 ステップ1・2/湯山昭
このCDは鑑賞するためのものではないが、よく聴いていると楽譜を見なくても、楽しんでピアノを弾けるように工夫されていることがわかる。バイエルからなかなか離れられない日本人だが、ぜひともこうした新しいメソードにも目を向けてほしい。
こどもの宇宙 ステップ3/湯山昭こどもの宇宙 ステップ3/湯山昭
日本で初めての書き下ろしのピアノ・メソードであった「こどもの宇宙」全3巻の内の3巻目。楽譜は全音楽譜出版社から発売されている。この曲集の意図は、ピアノを「歌わせる」ことにある。テーマソングもあり、連弾曲もある。音楽の“歌”が学べる。
こどもの宇宙ステーション/湯山昭こどもの宇宙ステーション/湯山昭
バイエル=子供のピアノ教材という時代はもう古い。現代に生きる感覚と感性を養うためには、是非現代作曲家によるメソードが必要である。この45曲から成る作品は、湯山のピアノ・メソード「子供の宇宙」(3巻)の併用曲集。親しみ易い旋律があふれた佳品だ。
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