制作・出演 : 堅田喜三久
歌舞伎の囃子歌舞伎の囃子
99年に人間国宝に認定された長唄囃子の堅田喜三久が1973年の35歳の時に一発録音で制作した最初のソロ・アルバムをCD化。全70トラックを7つに分けて構成したもので、鑑賞用としても資料としても貴重な作品だ。
日本音楽の巨匠::三十弦日本音楽の巨匠::三十弦
父、宮下秀洌が考案した巨大筝、三十弦の演奏家である宮下伸。これまで世界各国でジャンルを超えた演奏活動を行なっている。彼が超絶のテクニックで弾く三十弦のダイナミズムが伝わる作品。
邦楽囃子大系邦楽囃子大系
長唄囃子の第一人者であり録音も数多い堅田喜三久師の壮大な企画盤。1,2枚目は「囃子組曲七種」として長唄曲の囃子部分を構成。3枚目以降はTPOに即した囃子をあたかもカタログのように並べている。囃子の手を集大成した目的の明快な「大系」であり資料的価値も高いが、大小鼓に笛と掛け声だけで多彩な音楽表現を可能にしているこのジャンルへの感嘆も大きい。
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