制作・出演 : 山中千尋
本作は、前作『Today Is Another Day』からわずか8カ月で届けられる新作。 ヨシ・ワキ(b)、ジョン・デイヴィス(ds)とのトリオで全編ニューヨークでの新録音となっている。 コンセプトは、3月に逝去したジャズ・サックスの偉人ウェイン・ショーターへ捧げられたトリビュート・アルバム。 今作のために山中が書き下ろした新曲「Dolce Vita」と「To S.」で幕を開けた後は、「Yes or No」や「Beauty and the Beast」、 「Footprints」などショーターのキャリアを網羅した楽曲の数々が披露されている。 時折オルガンなども交えつつ、山中の手によって時に大胆に、時に繊細にアレンジ・プレイされた、 全ジャズ・ファン必聴の内容だ。そしてアルバムの最後には、同じく3月に逝去した坂本龍一へ捧げた2曲も収録されている。 商品は通常盤と限定盤の2形態で、限定盤にはレコーディング時に撮影された貴重なパフォーマンス映像が収録される。
ベートーヴェン生誕250周年、チャーリー・パーカー生誕100周年、さらに山中千尋デビュー15周年のトリプル記念盤。 様々なタイプの楽曲を山中千尋ならではのビバップ風にアレンジ。 メンバーは2008年発売『アフター・アワーズ』と同じく、山中千尋(p)、アヴィ・ロスワード(g)、脇 義典(b)のドラムレス・トリオで収録、さらにピアノ・ソロ1曲も収録予定。
もはや人気・実力とも国内トップに位置する山中千尋。 本作は、書き手としても評価の高い彼女が選曲を務めたコンピレーション・アルバム。 ユニバーサルの豊富なカタログからセレクトしたジャズの入門編でもある。
制作・出演
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ / アナトール・ウゴルスキ / オルフェウス室内管弦楽団 / サー・ネヴィル・マリナー / シルヴィア・マクネアー / ストラヴィンスキー / チャールズ・ナイディッヒ / パスカル・ロジェ / リン・ハレル / 山中千尋SHM-CD仕様 名門デッカ・レーベル初の日本人ジャズ・アーティストとして全米デビューを果たすなど、ジャズ・ピアニストとしてのステイタスを確立している山中千尋。ただ、名門バークリー音楽大学に入学するまではクラシックのピアニストとして研鑽をつんでいました。そんな経験を背景に、こだわりぬいた選曲のクラシック・コンピレーションが登場!
グローバル・アーティストとして変貌を遂げる女性ピアニストのユニバーサル移籍第4弾。技巧を要する華麗な曲を意味する音楽用語と、“流行”を合わせた造語のタイトルにふさわしく、ダイヤモンドのような力強い輝きに満ちた、フレッシュなピアノ・トリオ作品。
団塊の世代を対象にしたコンセプト・アルバムなので、いつものタイガー(フュージョン系)とは違って、スタンダードをオーソドックスに切々と吹いている。そこがユニーク。「クリフォードの思い出」「酒とバラの日々」は日野皓正との2トランペット競演。
ドラムレス・トリオで録音したオスカー・ピーターソンへのトリビュート作。山中がこの編成で録音するのは初めて。ギターとベースの二人はバークリー音大時代からの共演仲間。一気呵成の勢いのある熱演集で、山中は目のさめるような速いフレーズもみせる。
人気絶好調のピアニスト、山中千尋のユニバーサル移籍第3弾。気心の知れたレギュラー・トリオでの録音。キース・ジャレットの1曲目、スウィング・ジャズの3曲目、コルトレーンの6曲目などや自作曲を収録。ピアノとエレピを織り交ぜ、ノリにノッたしなやかな演奏をみせる。