制作・出演 : デューク・ピアソン
ザ・ライト・タッチ+1ザ・ライト・タッチ+1
ピアソンが、アンサンブルとソロの対比のなかで美しい響きを追求していた1967年の作品。ファンキーなスタイルと新主流派的なアプローチを共存させつつ、メロディックな表現もある快作だ。
ザ・キャット・ウォークザ・キャット・ウォーク
当時活動をともにすることの多かったペッパー・アダムスとのコンビネーション、さらにデューク・ピアソンの曲作りの妙と聴きどころの多いアルバム。タイトル曲は猫のステップを思わせるお洒落な逸品だ。
スイート・ハニー・ビースイート・ハニー・ビー
デューク・ピアソン自身のペンによるオリジナルで構成された代表作と呼べる内容。フレディ・ハバードやジョー・ヘンダーソンら強力なフロント陣も、楽曲のメロディを損なうことなく簡潔なソロを提供している。
コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード Vol.2コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード Vol.2
グループをともに引っ張っていたペッパー・アダムスとの2管が熱い名ライヴで、当時の空気すら感じ取れる生々しさが魅力。追加曲も加わりやや長尺になるが、Vol.1とセットでまとめて聴くのが正統だろう。
テンダー・フィーリンズテンダー・フィーリンズ
ドナルド・バードとの共演から、ブルーノートでの活躍が目立ち始めたD.ピアソン。モダン・ジャズ・ピアノ・トリオの傑作としても名高い、リリシズムあふれるアルバム。ファンキーさを含んだ都会的なタッチで、スウィングもバラードも魅力的だ。
フュエゴフュエゴ
全編がドナルド・バード自身のオリジナルで構成されたアルバム。ゴスペル色の濃いナンバーから、60年代ジャズ喫茶が大合唱に包まれたというほどの人気ぶりが伺える。サイド・メンバーの活躍にも注目。