制作・出演 : 新垣勉
制作・出演
SatoshiIwase / WakaTakayama / YasuakiShimizu / 久石譲 / 井鍋由梨奈 / 伊東佳之輔 / 伊東祐里菜 / 宮崎駿 / 新垣勉 / 赤い靴ジュニアコーラス発売元
日本クラウン株式会社歌手生活30周年を記念した、初のジブリ・カヴァー。大きい方向転換と見えるが、歌唱のキャラクターとしてはとても自然。彼の歌が呼び起こす情感のうねりは、ジブリ・メロディが持つ哀調と響き合うようだ。弦の響きを活かしたアレンジの色合いも、テノールとしては重ための声と良く合っている。
制作・出演
G.Giordani / KaoruKuroki / KazuoWatanabe / KoujiHaijima / KumikoOzawa / N.Minato / SayakaKunori / YoshiakiTomoda / YukioKatou / 新垣勉 / 重松聡全盲のテノール歌手・新垣勉の歌手生活30周年記念アルバム。デビュー・アルバム『さとうきび畑』、シングル「さとうきび畑」「母三章」を1枚にまとめている。廃盤となっていただけに、ファンには朗報となるだろう。
アニメ『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」の作者、詩人の覚和歌子が、新垣の思いを詩にした「うたになりたい」と「今日しか知らない」が、やっぱり聴きどころでしょうね。新垣もいくぶん抑え気味にうたっているのが、いい効果を出している。また新たな感動を得られる歌が加わった。
新垣のメッセージを元に、覚和歌子が書き下ろした詞はインティメイトな肌合い。楽曲は彼の声に合わせた雄大なスタイル。長調と短調を行き来するコード進行が特徴的な曲だ。「さとうきび畑」は11番まである全曲版。編曲がいい仕事をしている。後半で参加する女声ヴォーカル(しまだあや)も好アクセントだ。
全盲と天涯孤独を乗り越え、“オンリー・ワンの人生を”をテーマに演奏活動を続けているテノール歌手、新垣勉の集大成的な5枚組BOX。心に沁み渡る天性の美声が迫ってくる。
2007年12月放映のドラマ『まだ見ぬ父へ、母へ〜全盲のテノール歌手・新垣勉の軌跡』のサントラ。ベスト盤的な内容ながら既発は4曲のみで8曲が新録音、バックの室内オケの編曲も丁寧で質の高いつくり。過度に歌い上げることのない、温かで素朴な歌唱が心に染みる。
「千の風になって」収録! 〜全盲と天涯孤独の不幸を乗り越え、自分にしか出来得ない生き方(オンリー・ワン)を創造する魂のテノール歌手〜 「日本人離れした明るい声。君のこの声はラテン系のお父さんがくれた宝物だ!」と名ヴォイス・トレーナー、バランドーニ氏が絶賛したその声は、深く澄み渡り聴く人の心の奥に染み入り魂を揺さぶる。愛と慈しみに満ちて聴く人々に安らぎと勇気を与え、全国に感動の渦を巻き起こしている。 究極のオペラ・アリア、からJポップ、抒情歌、更には出身地・沖縄の歌まで、力強く、時には優しく、豪華なオーケストラに乗せて歌い上げた全61曲を4枚のCDに収録。 Disc-1出逢い〜我が心の歌〜 Disc-2願い 〜愛と平和の歌〜 Disc-3命どぅ宝〜沖縄の心 平和への祈り Disc-4日本を歌う ⇒魂のテノール、新垣勉特集
全盲と天涯孤独の境遇を乗り越え、キリスト教プロテスタントと音楽との出会いにより、独自の生き方を見出した新垣勉初のベスト盤。代表曲「さとうきび畑」(再録)をはじめ、彼の世界が凝縮されている。
新垣勉の歌には私たちを惹きつける不思議な力が宿る。歌唱の巧拙という次元を超えて聴く者の胸に直接訴えかける魂の叫びが感じられるからだろう。日本人なら誰もが心の琴線に触れる懐かしい歌の数々に加え、切々たる「私と小鳥と鈴と」を聴けるのが嬉しい。
テレビ金沢が提唱する、森林保護キャンペーン“ふるさとの森 再び”のテーマ・ソング。一昔前ならば上条恒彦あたりの独壇場だったような、70年代ヒューマン・テイストたっぷりの、シンプルで伸びやかな曲調。美声で歌いあげる新垣節がぴったりと合っている。
同時発売のアルバム『命どぅ宝〜沖縄の心 平和への祈り』からのシングル・カット。宮沢和史(「島唄」の作者)の「白百合の花が咲く頃」と、「我した村」を、沖縄出身のテノール歌手・新垣勉が郷里への愛と平和への祈りを込めて、情感豊かに歌い上げている。
つくづく、歌手とは“依代(よりしろ)”なのだ。歌の背後にある(あるいは、実はない)さまざまなものが彼の歌唱から浮かび上がってくる瞬間を、どう録音という手段ですくい取るか。その試行錯誤が生んだ、驚くべき密度と、いくつもの得難い瞬間。(1)(3)(11)はスペシャル級。★
東京大空襲60年を胸に刻むチャリティ・イベント“愛と平和のひろば”のイメージ・ソング。イベントの性格上、誰にでも歌えるように書かれた平易な楽曲と心得てか、新垣はいつもの情熱的な歌い口をやや抑え、伸び伸びと大らかな歌い口で聴かせている。
2004年2月20日、日本武道館でのチャリティー・コンサートの模様を収めたライヴ盤。テノールにしては深く落ち着きがあり、しかもラテン的な明るさと力強さを兼ね備えた新垣勉の歌唱の魅力をオーケストラ伴奏で豪華に味わえる。名曲アルバムとしても充実。
新井満の付曲によって、静かに話題になっていたこの作品、この人に歌われる日がやはりやって来た。いつもどおりの雄大なアプローチだが、オペラ風でありつつも、どこか訥々とした歌唱は変わらず。カップリング曲ではその“訥々”の味わいを聴かせてくれている。
新垣勉がイタリア古典歌曲から「TSUNAMI」や「島唄」まで幅広いジャンルの歌を熱唱している。新垣の素朴で伸びやかな歌唱は聴く者の心を温かくしてくれる。どの曲もクラシカルにアレンジされていて、オケにはソリストや著名コンマスも参加している。