制作・出演 : 木幡律子
新ピアノ名曲全集7 近・現代名曲集 上新ピアノ名曲全集7 近・現代名曲集 上
今やピアノ教育の初期段階で、バイエルやブルグミュラーはもう古い。本CDでは、ショスタコーヴィチやカバレフスキーらの子供のための作品、計51曲を収録。木幡の音楽性あふれる演奏は、ピアノ教育の新しい地平を痛感させる。ハチャトゥリアンが特にいい。
新ピアノ名曲全集8 近・現代名曲集 下新ピアノ名曲全集8 近・現代名曲集 下
ピアノ学習の上で必須な“様式感を学ぶ”ということをコンパクトにまとめたこのシリーズの8枚め。歴史的視点が欠如しがちな教育界で、大いに活用してもらいたい。近・現代曲は特に「想像ー創造」力が必要。木幡の演奏は音色に留意し、感性豊かなもの。
新ピアノ名曲全集3 古典期名曲集・上新ピアノ名曲全集3 古典期名曲集・上
昨年リリースされた「バロック期名曲集」も好評のようで喜ばしいかぎり。古典派の知られざる小品を紹介しようというだけでなく、この時代の様式を耳で知るための教材にもなっている。フンメルとかガルッピとかこのCDだから聴ける音がたくさん。
新ピアノ名曲全集6「ロマン期名曲集 下」新ピアノ名曲全集6「ロマン期名曲集 下」
中村菊子編「時代様式とテクニックを学ぶピアノ名曲集」の楽譜に準拠したCD。学習者向きだが、珍しい小品も多く含まれており興味深い。東京芸大、ジュリアード、西ベルリン芸大に学んだ木幡律子の演奏は、よく整っていて安定感があり、音色も美しい。
新ピアノ名曲全集1「バロック名曲集上」新ピアノ名曲全集1「バロック名曲集上」
ピアノ学習者が最初に出会うバッハは恐らく「メヌエット ト長調」という曲だろう。平易な小品であるがゆえに忘れられがちな名曲。バッハやヘンデルの大曲のエッセンスがここに凝縮している。だから教材用というだけでなく耳を傾けてみてほしい。
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