制作・出演 : 木村かをり
BEST SELECT LIBRARY 決定版::胎教と0歳のためのモーツァルト ベストBEST SELECT LIBRARY 決定版::胎教と0歳のためのモーツァルト ベスト
最高の音で楽しむために!
武満徹:地平線のドーリア メシアン:異国の鳥たち 一柳慧:インタースペース 高橋悠治:鳥も使いか武満徹:地平線のドーリア メシアン:異国の鳥たち 一柳慧:インタースペース 高橋悠治:鳥も使いか
4作はそれぞれ別公演(一柳はリハ?)からのもの。岩城お得意のジャンルというだけでなく、充実したソリスト陣やOEKの高い合奏能力も加わってどれも緻密な仕上がりとなっている。武満らの濃密な世界は細やかに描き分けられ、メシアンでは胸がすくようなドライヴ感も。
三枝成彰:ピアノ協奏曲「イカの哲学」 ベートーヴェン:交響曲 第1番三枝成彰:ピアノ協奏曲「イカの哲学」 ベートーヴェン:交響曲 第1番
「イカの哲学」はOEKの委嘱作で、早逝の哲学者・波多野一郎の唯一の著作『烏賊の哲学』を基にした語り付きの協奏曲(台本:中沢新一)。ベートーヴェンは、すっきりとしたオーソドックスな佳演だが、ミッチーらしいサービス精神や、意表を突くアイディアを求めたい気も……。
新実徳英:協奏的交響曲〜エラン・ヴィタール〜/渡辺俊幸:Essay for Drums and Small Orchestra/ブトリー:Urashima〜8世紀の日本の伝統による〜新実徳英:協奏的交響曲〜エラン・ヴィタール〜/渡辺俊幸:Essay for Drums and Small Orchestra/ブトリー:Urashima〜8世紀の日本の伝統による〜
3曲ともOEKの委嘱作品。2007年尾高賞受賞作である新実作品は緻密に書き込まれた秀作。最後に鎮魂の意味でバッハが引用される。映画やドラマの音楽で知られる渡辺の作品はドラムを中心とした楽しい曲。フランスのブトリーの“浦島”も面白い。
異国の鳥たち異国の鳥たち
初CD化。75年にフランスACCディスク大賞受賞。メシアンだったらやっぱりこの人たちだろうなという、当時としては最高のメンバーによるメシアン。オケがちょっと杓子定規だが、リズムも音色もまずはシャープでなかなかの演奏。録音も日本的優秀録音。
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