制作・出演 : 村治佳織
パストラルパストラル
ジャケット写真を見て“佳織チャンも随分大人の顔になってきたなぁ”なんて思ってしまった。中身を聴くと音楽の身振りも少し変わってきたようだ。感情の表出をあえて抑えた中に自分の表現方法を模索している様子がうかがえる。彼女の「現在」を聴く1枚。
シンフォニアシンフォニア
村治佳織の第3弾は、スカルラッティとヘンデルとバッハ父子の作品を収録。いずれもギターのオリジナル作品ではないが、同時進行する複数の声部や和音をバランス良く処理しており、みずみずしい感性で、透明で安定感のあるバロックの世界を描いている。
グリーンスリーヴスグリーンスリーヴス
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの佳織チャン待望の第2弾。ルネサンス音楽はギターにとってもお馴染みのレパートリーだが、オール・ルネサンスというのはおそらく例がない。そしてこれらの音楽は、明るく前向きな彼女の資質にピッタリはまっている。