制作・出演 : 松本美和子
イタリアの古典歌曲からロマン派歌曲まで、イタリア歌曲の第一人者・松本美和子によるイタリア歌曲を集大成したアルバム。学習者から研究者、愛好家まで幅広い要望に応える画期的なBOXだ。
畑中良輔監修による『イタリア歌曲集』からおよそ10年ぶりに発表された第2集。畑中の徹底した監修によって、さらに密度の高いアルバムとなっている。松本美和子をはじめとした歌手陣やピアノ伴奏も上出来だ。
“ベスト・オブ・ベスト”シリーズ第8弾となる本作は、バロック音楽を特集。クラシックの基本でもあり、最もリラックス効果があるとされるバロック音楽の魅力が、ぎっしりと詰め込まれている。
オーケストラから室内楽、声楽曲まで、80曲をCD4枚に収めたクラシック・コンピレーション。聴きどころを上手にピックアップしているので、これだけでクラシックの雰囲気を満喫できるという仕組み。
「イタリア歌曲を歌わせたらイタリア人以上!」ともいわれる松本美和子が、《近代イタリア歌曲集》第2弾をリリース。ピッツェッティの歌曲まで収めているところは、さすが。
イタリアで学び、イタリアでもその実力が評価されているソプラノの松本美和子が、有名なものから珍しいものまで40曲におよぶイタリア古典歌曲を録音。まさに手本とすべき名唱。
制作・出演
アントニオ・サヴァスターノ / ウィリアム・ジョーンズ / ガブリエーレ・フェッロ / ジノ・シニンベルギ / パオロ・ワシントン / メルカダンテ / ロリス・ガンベッリ / ローマ歌劇場管弦楽団 / 松本美和子ロッシーニに続くイタリア・オペラの作曲家メルカダンテが残した「イル・ブラーヴォ(刺客)」を76年にローマ歌劇場が蘇演した際のライヴ録音。松本美和子も初々しい歌唱を聴かせてくれる。
《イタリア歌曲シリーズ》の第3作目は、イタリア・ロマン派の名曲、全19曲を歌い上げた声楽曲集だ。本場イタリアで学んだ秀逸な歌声が響きわたる、オペラ・ファンにはうれしい1枚。
国際級のソプラノ歌手、本宮寛子が歌う世界の子守歌。室内楽的な伴奏でしっとりと落ち着いたアルバムになっている。歌も美しく丁寧に歌われているのだが、本来もっとふんわりとした軽い音楽であるはずの子守歌が重い感じに聴こえ、個人的にはやや不満。