制作・出演 : 松田優作
TOUCHTOUCH
87年に急逝した松田優作が80年に発表したアルバムが、CDで復刻された。けっしてうまいとは言えないが、味のあるヴォーカルが魅力的。サウンド的にも、ロックが中心ではあるがヴァリエーションに富んでいる。とにかく男臭いアルバム。
HARDEST NIGHT LIVEHARDEST NIGHT LIVE
81年にリリースされたライヴ盤、バッキングはクリエイション+エディ藩。歌手としての優作は、唄もうまくはないし、ショーケンや原田芳雄の影響が強い。しかしながら、伝えたいものはきっちりと伝えるというシンガーだ。「ボニー・モロニー」が良い。
まつりうたまつりうた
73年に東宝レコードからリリースされた幻のデビュー・アルバムの復刻盤で、(11)はタイトル曲のボツ・テイクも追加収録。芝居の挿入歌として作られた(1)(2)(10)など、自作の歌詞の日本的叙情を中心に据えた曲が資料的には貴重。言葉への興味が音以上に顕著。
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