制作・出演 : 桃乃未琴
このマキシ・シングルより、表記を桃乃未琴からモモノミコトへと変更。“笑顔”“幸せ”“女の子らしさ”をコンセプトに、新しい彼女の魅力が開花している。
渋谷の路上で歌う歌手として『トゥナイト2』でクローズアップされていたが、彼女からすれば何の狙いもなく歌いたいから歌っただけ。愛用のアコギをバックに歌う今回のシングルではスケール感と一緒に女ぷりも上がり、来年早々のアルバムも期待大。★
土屋“蘭丸”公平が十代の頃から暖めていたタイトル曲を提供、自らプロデューサーとして完全サポートした99年2枚目のマキシ・シングル。ややクロめのアコースティック・サウンドと、桃乃の抑えたヴォーカルが極めて高度な好印象を残す佳曲。
ロック姐ちゃん、桃乃未琴のマキシ・シングル。強い女をシンボライズしたのが「花」というわけなのだが、そのマジメさが吉と出るか凶と出るか。R&B系じゃない“ロック”のウネリを芸風にしている貴重な女性シンガーだけに頑張ってほしいが。
また一人、ドギつ〜い女性シンガーがデビューしちゃいました。(1)のクリップをTVで観ましたが、好き嫌いは大きく分かれそう。ゴリゴリの直球勝負でジョン・レノンの(4)をカヴァーしてるし。C&W調で軽く歌ってる(3)に彼女の意外な一面を見たような。
女性シンガー戦国時代にリリースするこれが1stアルバム。押しは強いが意外と暑苦しくなく、はすっぱながらも素直ないい娘さんのようで好感が持てる。音も力強く、うまいことできてます。女性版スガシカオ、というにはかなりロック色が強いか?
暑苦しいほど豪快なヴォーカルが、あなたに好き嫌いの判断を迫ります。もう、第一印象の勝負。ソウルフル、とも言えるけどオシャレではなく、もっと泥くさいタイプなのはちょっと珍しいです。アレンジがロック寄りなので、ロック畑にアピールするでしょう。